大地震などの大規模な災害が発生した場合、被災地との電話が混み合い、通じにくくなることが考えられます。
そんな中、家族や親戚などの安否を確認したい場合に利用できる災害用伝言ダイヤルがあることをご存じでしょうか?
NTT 東日本が運用する「災害用伝言ダイヤル171」は、災害があった場合に運用開始され、誰でも利用することができます。
通常は運用されていませんが、災害発生後にテレビやラジオなどで運用開始が通知されると利用できるようになります。
伝言を登録する場合は「171」をダイヤルし、聴こえてくるガイダンスに従って「1」をダイヤルします。
次に自分の電話番号を市外局番から順にダイヤルし、ガイダンスに従って安否等のメッセージを録音すればOK です。
伝言を再生する場合は、「11」をダイヤルし、聴こえてくるガイダンスに従って「2」をダイヤルします。
次に連絡を取りたい相手の電話番号を市外局番から順にダイヤルすれば、相手から伝言がある場合にそれが再生されます。
また、携帯電話を利用して自身の安否情報を登録することもできます。実際に災害が起こらないと利用できないのでイメージが湧かない方もいらっしゃるかと思いますが、防災週間や、お正月の三が日、毎月1 日、15日などに体験利用ができるようになっているそうなので、もしもの災害に備えて試してみてはいかがでしょうか。
